高欄・車両用防護柵

レイリスト/Railist®-鋼製橋梁用防護柵

レイリスト/Railist®は、日軽エンジニアリングが防護柵における長年の技術的蓄積と豊富な経験をもとに、「美しさ」と「軽快さ」にこだわり完成した景観に配慮した鋼製防護柵です。 その最大の特徴は、効率良く座屈変形させるための‘ゆとり’を支柱前面に設けたことです。この“ゆとり”によって支柱だけでなく、防護柵全体をスマートなものとすることができました。 全国各地の様々なシーンでさりげなく設置できる製品です。

天神橋 大阪府

美しき「鋼」 日々進化を遂げる防護柵

『美しさ』の追求による新構造

従来製品では、背面に設けられた座屈形状のみで、規定の変形量を確保していました。
レイリスト/Railist®は、前面に持たせた‘ゆとり’と、背面の‘スマートさ’とで従来製品に比べ効率よく座屈変形させることに成功しました。

快適な印象の実感

新座屈構造の採用により、従来製品で見られた定着部の無骨さは無くなり、見た目にも軽快な印象となりました。
実際の重量も新座屈構造の効率的な材料選定により製品全体を細くすることが出来たため、軽量化に成功しました。

豊富なバリエーション

レイリスト/Railist®は道路構造に合わせた標準バリエーションはもちろんのこと、下段横梁の高さ調整を容易にしたことにより、様々なシーンや景観・設計条件に合わせた柔軟な対応が可能です。

レイリスト/Railist®(粉体塗装)標準色

ダークブラウン 標準色グレーベージュ 標準色
19-20B(10YR 2.0/1.0)相当*19-60B(10YR 6.0/1.0)相当*

色名のあとの番号は近似する日塗工 塗料用標準色色票番号及びマンセル値です。

標準色以外もそれぞれの景観に配慮した色彩に対応いたしますので(一社)日本塗料工業会塗料用標準色色番号にてご指定ください。

上記色見本は、「景観に配慮した道路附属物等ガイドライン」で基本とする2色です。

表面仕様

レイリストの表面処理は素地に溶融亜鉛めっき(JISH8641)を厳重な品質管理のもとに施し、さらに塗装との密着性を高めるために、特殊な下地処理を施します。
仕上げ塗装は耐候性に優れた、ポリエステル系樹脂粉体塗装を標準としています。

<仕 様>

一次処理:溶融亜鉛めっき JIS H 8641
二次処理:粉体塗装 ポリエステル樹脂系塗装

視線誘導標(オプション販売)

再帰反射する反射板をご用意しています。簡単に設置できますので是非ご活用ください。
※視線誘導標の設置は、左側路側(白色)を原則とし、必要に応じて中央分離帯及び右側路側等(橙色)にも設置するものとなります。

製品タイプ

種別 A種別 SP
車両用防護柵高欄兼用車両防護柵歩行者自転車用柵(高欄)
H=750H=850H=850H=1000H=1000
NA-12STR-75NA-13STR-75NA-13STR-85NA-12STB-85NA-12STK-10NA-12STR-10KR-ST12510(11)
種別 B又はC
車両用防護柵高欄兼用車両防護柵
H=750H=750H=850H=850H=1000H=1000
NB-12STR-75NB-13STR-75NB-13STR-85NB-12STB-85NB-12STK-10NB-13STR-10
NC-12STR-75NC-13STR-75NC-13STR-85NC-12STB-85NC-12STK-10NC-13STR-10
アンカー仕様
※全てのタイプでナットタイプ、ボルトタイプのアンカーボルト仕様が選定できます。
ナットタイプボルトタイプ/景観配慮型
※従来型のアンカー仕様です。※すっきり収まる景観配慮型アンカー仕様です。

施工例

物部橋(京都府)
中央長野原橋(群馬県)
岩城橋(愛媛県)

アルミ合金製防護柵について

防護柵の検討を行う際は、以下のような関連資料をご参照いただき、様々な条件に沿ったタイプを選定いただきますようお願いいたします。お困りの際は「お問い合わせ」フォーム、またはお近くの支店・営業所までご連絡ください。