アルツォ/alzo®-アルミ製残存型枠
耐食性に優れたアルミ合金製残存型枠です。
通常のコンクリート製壁式防護柵と同等の性能を有し、軽量であるため、現場でも人力による搬送が可能で施工性に優れます。
「旧NETIS登録番号:TH-130004-A」

アルミニウム合金製残存型枠とは
アルミニウム合金製残存型枠は、橋梁外側の壁高欄コンクリート型枠を外装材として使用することで、外部足場の早期撤去が可能となり工期短縮につながります。機能面では、交差点上の跨道橋や跨線橋においてコンクリート劣化による剥落を押さえ、コンクリート片落下の二次被害を防止することができる安全性の高い製品です。さらに、アルミ合金は耐食性に優れるため、橋梁維持管理が容易になります。

施工性
鋼製製品に比べ比重が約1/3で操作性が良く、施工性の向上が図れます。


コンクリート充填状況


安全性
静的積荷実験状況と供試体最大荷重比


静的載荷実験(*)より従来のコンクリート製壁高欄と比べ、曲げ剛性と静的な曲げ耐力は同程度であることが確認できています。
また、破壊に至るまでアルミ合金製残存型枠の脱落や嵌合部の破壊は発生しないことが確認できています。
*アルミ合金製残存型枠を用いた壁高欄の静的載荷実験
衝撃性能確認実験状況と供詩体破壊状況及びコンクリート飛散量


耐衝撃性能確認実験(*)よりアルミ合金製残存型枠は衝撃荷重によって破壊には至らず、型枠背面へのコンクリート片飛散に
関して優れた飛散防止性能を有することが確認できています。
*アルミ合金製残存型枠を用いた壁高欄の衝撃性能確認実験
施工例
街路工事徳島東環状末広・住吉高架橋:徳島県


高速3号線Ⅲ期鋼上部工(観音西工区)型枠:広島県


高速3号線Ⅲ期鋼上部工(江波東P127-133)型枠:広島県

