アルミ床版

鋼橋ブラケット方式

  1. 死荷重80kg/㎡以下(薄層舗装を含む)のアルミ床版を対傾構間隔に配置した鋼製ブラケットに添架させる方式です。
  2. アルミ床版は軽量で取扱いが容易であり、短期間に架設可能です。国土交通省磐城国道事務所の小高川橋(橋長105m、歩道幅員2.0m)は、4日間で架設を終了しました。
  3. 歩道増設を伴う場合は、本橋ブラケット取付け部の補強検討が必要となりますが、補強は軽微な工事で行うことができます。

「旧NETIS 登録番号:KT-040034-A」

霊台橋拡幅 熊本県

適用形式
上路橋:鈑桁橋/箱桁橋/トラス橋 /アーチ橋など
下路橋:トラス橋/アーチ橋など

施工手順

新加古川橋(国土交通省 近畿地方整備局 姫路河川国道事務所)
2003 年度施工/ W=4.0m、L=420.4m
国道2号線バイパスで交通渋滞緩和のため、既設歩道を車道として利用し、新たに拡幅床版で歩道を整備
写真は設置後20年経過の状況

青岩大橋(国土交通省 岩手河川国道事務所)
2021 年度施工/ W=2.0m、L=139.9m

霊台橋拡幅(熊本県 県央広域本部 宇城地域振興局)
2021 年施工/ W=2.0m、L=55.0m
西側に同名の国重要文化財の石橋「霊台橋」があり、国道橋を拡幅して歩道をつくった事例です