張出し床版・歩道橋床版ほか

張出し床版
根岸橋護岸整備/神奈川県(横浜市役所)
歩道長42.4m 有効幅員2.0m

歩道橋床版の改修
江戸橋歩道橋/東京都(第一建設事務所)
橋長36.9m 支間長34.7m 有効幅員3.0m

既設橋梁の歩道拡幅について
道路構造令では、橋梁における歩行者の安全かつ円滑な通行を確保するため以下の歩道最小幅員を規定しています。


道路構造令の改正(平成5年11月公布 社団法人日本道路協会)
歩道の拡幅と安全性の考え方
日軽エンジニアリングでは、安全性の観点より幅員の狭い橋梁における歩道拡幅においては、歩車道境界には車両用防護柵の設置をお奨めしています。

施工例


アルミ跨線橋・歩道橋
軽量で架設工期の短縮ができる塩害にも強いアルミ歩道橋です。

アルミ跨線橋
川棚駅自由通路╱長崎県(川棚町役場)
橋長36.4m 支間長33.0m 有効幅員2.5m
長崎県川棚町で自由通路としてアルミ歩道橋が採用されました。長崎県大村湾北部に位置する川棚町は、人口1万人のの
どかな町です。JR大村線川棚駅は、駅改札が北口のみで南口側住民にとって不便であり、自由通路の建設が望まれてい
ました。アルミニウム合金製床版箱桁橋は、日本で初めての箱桁構造橋梁です。箱桁を軽量化することで、架設工期の短
縮となり、また、架設場所が海岸線に近いため、軽量で塩害に強いアルミ製箱桁橋梁が採用されました。

●主桁断面は、2列の箱桁を横桁でつないだメガネ形状となっている。
●箱桁の各面は、リブ付きの押出形材をFSW接合したパネルであり、パネル同士をMIG、TIG溶接で接合し箱形を製作した。
●輸送制限により、1列を3分割して工場製作し、現場へ搬入。駅線路脇の現場ヤードにて分割された箱桁を現場溶接し、横桁を高力ボルトに
よる摩擦接合することで、2列の箱桁を連結した。

西唐津駅自由通路╱佐賀県(唐津市役所)
橋長49.7m 支間長39.7m 有効幅員4.0m

アルミ歩道橋
引野口歩道橋(なかよし歩道橋)╱福岡県(国土交通省北九州国道事務所)
橋長40.1m 支間長37.1m 有効幅員3.0m
施工の手間が少ないオールアルミの橋梁です。
