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製品紹介

アルミニウム合金製防護柵表面処理

陽極酸化塗装複合皮膜について  焼付塗装について

アルミニウムに表面処理を施すことによって、耐食性がよく、景観性に優れた製品となります。
日軽エンジニアリングの製品は、陽極酸化塗装複合皮膜と焼付塗装を施しております。

 

陽極酸化塗装複合皮膜について

●表面処理の構造
染料による染色とは機構が全く異なっていますので、着色層が変色したり、剥げたりすることがありません。

表-2 複合皮膜の構造
皮膜の種類 内 容 特 徴 皮膜の種類
複合皮膜
(陽極酸化皮膜+塗膜)
陽極酸化皮膜上に更に塗装するもので、耐食性に優れ、塗膜光沢があり、意匠性も高い最も一般的な方法である。

 

●色調バリエーション
色調は落ち着いたブラウン系で、淡色から黒色までの広い範囲に対応。
完全自動化された最新の自動表面処理設備を使用して量産しますので、安定した高品質が保証されています。

※製品とカラーサンプルとは、多少の色調差異を生ずる場合があります。

 

●皮膜
JIS H8602 規格は、2010年に仕様規定から下記の性能規定に変更されており、当社では一般的にA2を標準としています。

表-1 陽極酸化塗装複合皮膜の種類(JIS H8602:2010抜粋)
種類 複合耐食性 耐候性 a) 参 考
複合耐食性試験 b) キセノンランプ式
促進耐候性試験
サンシャイン
カーボンアーク灯式
促進耐候性試験
適用環境
紫外線蛍光ランプ式
促進耐候性試験
キャス試験
試験時間h
A1 240 120 4000 3000 過酷な環境で、かつ、紫外線露光量の多い地域の屋外
A2 240 120 2000 1500 過酷な環境の屋外
240 72 1000 750 一般的な環境の屋外
350 250 屋内
  • 注a)  耐候性は、キセノンランプ式促進耐候性試験又はサンシャインカーボンアーク灯式促進耐候性試験のいずれかの試験を行う。
  •  b)  複合耐食性試験は、紫外線蛍光ランプ式促進耐候性試験を行った後、キャス試験を実施する。なお、この試験は種類Cには適用しない。
    尚、当社の高欄・車両用防護柵等に用いられる陽極酸化塗装複合皮膜の仕様はA2を標準としています。但し南西諸島(鹿児島県の南部の島から琉球列島に属する島)はA1とします。

※海岸・工場地帯など厳しい条件下での表面処理については営業担当者にご相談ください。

 

焼付塗装について

●標準焼付塗装
アクリル樹脂塗料の焼付塗装又はポリウレタン樹脂塗料の焼付塗装も行っております。


※アルミ鋳造品の電解着色仕上げ(陽極酸化塗装複合皮膜)はできませんのでご注意ください。

●特殊塗装
※特殊塗装については、ご相談に応じます。各支店・営業所までお問い合わせください。