-
管理職インタビュー
A.O
- 建築研究科 修士課程修了
- 1998年度 入社
- 設計技術部
都市景観・建築チーム 所属
Q1現在の仕事内容
- 駅前デッキの化粧パネルや、ロータリーにおける人の動線上に雨除けとして必要な屋根をかけるための設計が中心業務です。設計事務所の要望を踏まえ、屋根の配置、意匠的な断面形状の検討、屋根パネルの構造検討および主要構造体の検討を行っています。チームの下には4つのラインがあってそれぞれ3、4名で構成、チーム長から各ラインへ物件依頼がきます。私はラインのリーダーとしてライン内の物件割振りや工程の管理、後輩への指導を行っています。
Q2仕事の魅力ややりがいを感じるとき
- 何といっても仕事に携わった方々から高い評価を頂いたときは格別です。完成後に設計事務所よりまた同じ製品を使いたいや、地域住民の方々から駅前の景観が変わって利用しやすくなったなどの声を耳にすると、今までの大変だった日々も忘れ、次の仕事への意欲が増します。また、私は親会社(日本軽金属株式会社)との技術交流会や(一社)日本アルミニウム協会、その関連団体であるアルミニウム建築構造協議会の担当窓口として関わっていて、交流会や勉強会、著名建築家の作品見学会で得た情報を社内に提供しています。アルミニウムで「こんなコトができる」、「こんなモノが創れる」という発見は大きな魅力と可能性を感じます。
Q3この会社の強みは何か
- 大手メーカーの標準品は細部まで対応ができませんが、当社の製品は、一品一様の為、お客様の要望に沿うことができます。例えば、取り付け具合や取り合わせの悪さといった不具合などが発生した場合にも、すぐに対応し納品できる融通性があります。他にも、その土地にゆかりのある色やモチーフを取り入れることで、地域性を引き出すことができます。
Q4仕事で心がけていること
- 工程管理と情報共有を最優先に取り組んでいます。製品づくりは設計から始まります。製品を納期までに納めるには、設計の工程をきちんと管理しておくことが重要ですので、もれ、ぬけが無いよう注意を払っています。そして、ライン内の負荷状況を随時確認し、精神衛生上の問題が生じないよう心がけています。また、物件ごとに生じたさまざまな問題やミスなどを繰り返さないよう、注意喚起や勉強会をその都度実施しています。変更情報や有益な情報も部内で共有できるよう資料等を配信し、次回の設計に役立てるようにしています。
Q5あなたの今後のチャレンジ(目標)
- 常に目指しているのは「スマートな設計」です。一品一様での製品設計の為、構造的な安全性やデザイナーの意匠的なこだわり部分に重きを置き、更なる付加価値を提案できるような「スマートな設計」を追求したいです。短い納期の中でも、付加価値を高められるように、共通部分の設計の簡略化などに取り組みたいです。また、設計の簡略化などについてはチーム内にも展開し、チーム全体で「スマートな設計」が行える土台作りも行いたいです。
キャリアパス
- ■ 1998年4月日本軽金属(株)へ入社
- ■ 2000年8月SNE発足
設計技術部 公園設計チームへ配属
- ■ 2005年4月設計技術部
都市景観・建築チームへ異動
1日の行動
- 09:00出社メール、工程確認
- 09:30物件質疑対応社内の営業・工事担当や、社外のお客様、製作工場からの問合せ対応
- 12:00昼食
- 13:00物件打ち合わせ関連部署を交えて、物件情報の整理
- 19:00退社
休日の過ごし方
- 以前の経験を活かし、土日はサッカーのコーチをしています。朝早くからの練習や試合の審判などでほぼ体を休める暇はありませんが、子供たちと一緒に厳しく楽しく過ごしています。夏場は日焼けで真っ黒になるので日焼け止めが欠かせません。